レーシックで視力回復

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過矯正

必要以上に矯正をしてしまうことで、レーシックの場合は角膜を削り過ぎたことによって遠視の症状になってしまうことを指します。 過矯正は、レーシックなどの手術だけでなく、眼鏡やコンタクトレンズの度数が強すぎる場合にも使用される用語です。 過矯正の状態でいると、眼球に大きな負担がかかるため、眼精疲労などの原因にもなってしまいます。 予備校になりやすい遺伝的体質が調べられた[22]。代々円錐角膜をもつ家系の追跡[23]及び一卵生双生児における罹患の一致性が用いられた。ある家系内での発病率を明確に決めることができないが、一般よりかなり発病率が高い家系があることは知られており、その程度を研究者は6-19%と推測している[24]。責任遺伝子はまだ明らかになっていない: 孤立した、おおまかにみて均一な共同体を対象とした研究が二つあり、それぞれ染色体上の 16q と 20q を責任箇所と推定する異なった結果を出している[24]。しかしながらほとんどの遺伝的研究は常染色体優性遺伝であろうということで一致している。ダウン症候群での有病率が高いが、その原因は今なお不明である[25]。円錐角膜は気管支喘息、アレルギー、湿疹と同様、アトピー症候群と関連づけられており、ある個人がこれらの疾患のいくつか、あるいは全てを持つことも稀ではない。一連の研究によると、目をしきりに擦ることが円錐角膜の進行を促進するらしく、患者にこのような動作を避けるよう指導しなければならない[26][27][28][29][30]。 初期段階では軽度の乱視矯正が入った眼鏡で十分である。症状が進むに連れ、眼鏡では十分な視力を保つことができなくなり、コンタクトレンズ装用に移行する必要が出てくる(以下単にレンズと呼ぶ)。日本で最初にレンズを装用した人は円錐角膜であり、名古屋大学の水谷豊博士によって昭和26年に臨床的成功を治めたのが日本で最初である。 塗装工事な角膜表面を滑らかに成形されたレンズと涙液で覆うため、円錐角膜の患者ではレンズによって視力が改善する。円錐角膜用のレンズが各種開発されており、自分の角膜の状態を良く知り円錐角膜の治療に経験を積んだ眼科医及び視能訓練士と共に、適したレンズを見つけることになる。角膜が不正な円錐形になっているので、最適のレンズ、つまりフィッティングがよく、安定で、適度な曲率(スティープネス)を持ったレンズを見つけるのはなかなか難しい。試行錯誤が必要になるかもしれない[8]。 円錐角膜専用のソフトコンタクトレンズもあるが、伝統的に、円錐角膜用のレンズは各種酸素透過性ハードコンタクトレンズであった。ソフトレンズは角膜の円錐形に倣ってしまい、効果が少ない傾向がある。これに対して、中央部が固く周辺部が軟らかい複合レンズが開発された。しかしながら、ソフトレンズ、複合レンズが全ての症例に有効とは限らない[31]。 「ピギーバック」方式でレンズを組み合わせ、上手に矯正している患者もいる。矯正効果のあるソフトレンズと酸素透過性ハードレンズを用い、前者の上に後者をかぶせるのである[32]。ソフトレンズの中央部に凹みを持たせ、ハードレンズを乗せやすくしたものもある。ピギーバックレンズのフィッティングは、装用を指導する側の経験がないと難しいし、患者側にも忍耐が必要である。 おせちや重症例では強膜レンズが用いられることがある。このレンズはより広い眼球表面を覆うので安定性が増す[33]。大きなレンズは格好が悪く感じが悪いと思う人達がいる一方、高齢者など手指の機能が落ちた患者には取扱が楽だと好まれる。 移植された角膜円錐角膜症例の10-15%が[18][34][35]レンズによる矯正が不可能になる。角膜の菲薄化が進み、あるいはレンズ装用に伴う傷自体が問題である。その場合、角膜移植(penetrating keratoplasty、全層角膜移植術、PKP) が必要になる。円錐角膜は全層角膜移植術を必要とする最も一般的な理由で、この手術の約1/4が円錐角膜によるものである[36]。角膜 lenticule 部を冠状切開しドナーの角膜を縫合(連続縫合、単独縫合を組み合わせる)し、移植する。角膜には直接の血管支配がないので、ドナーの血液型をあわせる必要はない。ドナーの角膜に病変や異常な細胞がないことはアイバンクがチェックする。 術後、急性回復期は4-6週間であり、視力が安定するまではしばしば1年以上かかる。しかし、ほとんどの場合移植片は長期にわたり極めてよく定着する[35]。National Keratoconus Foundation によると、全層角膜移植術は移植手術の中で最も成功したものであり、他に疾患のない円錐角膜眼の場合95%以上の成功率である[18]。縫合部位は3-5年で吸収されるが、患者の愁訴が強ければ、回復期に単独縫合を外す場合もある。 円錐角膜の角膜移植は外来で鎮静剤を用いて行われる(訳注: 日本では日帰りでも行われるが、数日入院させる場合もある。要求される医療水準と医療保険制度が異なるので、一概に優劣を論じることはできない)。術後は何年かにわたって慎重な眼科的フォローアップが必要である。かなりの症例で角膜移植によって視力が大きく改善する。裸眼視力がそれ程でなくても、傷が治れば角膜が正常な形に近付くため、レンズのフィッティングが改善するためである。角膜移植後の問題はほとんどが角膜への血管侵入と拒絶反応に関連している。視力の喪失は極めて稀であるが、矯正困難になる場合はありうる。拒絶反応が激しい場合は、再移植が行われることもしばしばであり、かなりの場合成功する[37]。通常、移植後円錐角膜が再発することはない。そのような症例が報告されてはいるが、それらは通常元の角膜が遺残していたか、ドナー側の組織のスクリーニングがうまくいかなかったかである[38]。ひとたび最初の治癒期及びその後数年間が問題なく過ぎてしまえば、角膜移植の長期予後は通常良好である。 表層角膜移植術 稀に、表層角膜移植術 (epikeratophakia または英語で epikeratoplasty )という名の、全層ではなく特定の層のみの角膜移植術が行われることがある。角膜上皮を剥離し、代わりにドナーの角膜 lenticule を乗せる。術者に高度の技術を要求し、従って結果も一般的には好ましくなく、全層角膜移植術より行われることは少ない。しかしながら、特に若年症例においては選択肢に含まれるようである[39]。 角膜内リング挿入法 角膜内リングのイラスト(左)、角膜を押し広げて曲率を緩和する(右)角膜移植に代わる方法として、近年、角膜実質内に輪状の薄片を挿入する方法が行われている。角膜の周辺部に小さな切開を入れ、角膜実質中に二枚のポリメチル・メタクリレート製の半弧状薄片を挿入する。挿入部位は瞳孔の両側である。挿入後切開部を閉じる。二枚の薄片は角膜を押し出す形になり、円錐状になった角膜頂上部の曲率が緩和される。この手技は局所麻酔下に外来で行うことができ、眼球の組織を除去しないので可逆的であり、かつ場合によっては薄片の交換もできる点で優れている。(訳注: Intrastromal Corneal Ring Segments (角膜実質内リング片)のアクロニムからICRS、INTACS、ICR、または単に角膜内リングとも呼ばれる。INTACSは商品名。) 二種類の角膜内リングがあり、それぞれ Intacs、Ferrara rings の商品名で知られている。 後者はプリズム状であり、前者はより扁平でより角膜中央部から離れて挿入される。Intacsは近視治療用として初めて1999年にアメリカ合衆国FDAから承認を受けた。2004年7月にはFDAにより適用範囲が円錐角膜まで拡大され[40]。Ferrara rings の円錐角膜への適用は現在FDAの承認待ちである。同じコンセプトを発展させ、角膜実質に通路を開け、そこに透明な合成ゲルを注入することも考えられている。ゲルが重合硬化すると、予め成形された輪状薄片と同様の性質をもつことになる[41]。